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憲法○×問題 [学問]

次の外国人の人権に関する記述が判例に照らし、妥当な場合は○、妥当でない場合は×で答えてください。

外国人に国会議員の選挙権および被選挙権を付与することは、そのことにより国民主権の原則が侵害される余地はないから、憲法上認められると解される。


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コメント 4

show5

×だと思う。
外国人が日本人より増えたらどうしましょう・・・。
別に差別してるわけじゃないよ。
by show5 (2005-08-16 15:13) 

うぐひす

show5さん正解です!

【正解】×
【解説】国会議員の選挙権について判例では、「国会議員の選挙権を有する者を日本国民に限っている公職選挙法九条一項の規定は、本条、一四条に違反しない。」(最判平5・2・26)となっており、外国人に選挙権を付与しないこととなっています。
by うぐひす (2005-08-16 23:37) 

show5

最近は外国人にも選挙権を認めようという意見も多いようですね。
一定の居住期間があれば認めてもイイかもしれません。
by show5 (2005-08-17 00:53) 

うぐひす

地方公共団体の長、地方公共団体の議員の選挙については、判例で「わが国に在留する外国人のうちでも永住者等であってその居住する区域の地方公共団体と特段に緊密な関係を持つに至ったと認められる者について、その意志を日常生活に密接な関連を有する地方公共団体の公共的事務の処理に反映させるべく法律をもって、地方公共団体の長、その議会の議員等に対する選挙権を付与する措置を講ずることは、憲法上禁止されているものではない。」(最判平7・2・28)とあるように、外国人にも選挙権を付与することを認めています。
by うぐひす (2005-08-17 23:46) 

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